資産運用

インドネシア駐在員の個別相談事例紹介

今回は個別相談の事例をご紹介します。

この記事の目次

  • 1 タイ駐在員の個別相談事例
  • 2 資産運用は部分最適では無く全体最適で考えましょう。

インドネシア駐在員の個別相談事例

今回ご紹介するのは弊社の個別相談事例です。
・35歳 駐在員
・日本で年金保険に加入済み
・加入済みの年金保険の内容が良いかどうか見てほしい。

加入済みの保険の内容
年間保険料:48万円
支払期間:25年
保険料払込総額:1,200万円
60歳からの年金額:135万円
年金受取期間:10年
総受取額1,350万円
返戻率:112.5%

以下質問と回答です。
Q.加入の目的は?

A.老後のための運用目的で加入しました。

 

Q.何故、保険商品で運用されるのですか?

A.定期預金より利回りが良いからです。

 

Q.この商品の運用利回りはご存知でしょうか?

A.分かりません。保険会社からは1.5%と聞いたような・・・。

 

実際は0.67%ですね。
保険会社から言われた1.5%は予定利率かもしれません。
予定利率と実質運用利回りは違います。この点注意が必要です。

Q.住宅ローンはありますでしょうか?
A.はい。あります。

Q.住宅ローンの金利は何%でしょうか?
A.1.5%です。

よくある相談なのですが、皆さんお気づきでしょうか?

資産運用は部分最適では無く全体最適で考えましょう。

運用利回りが必ず10%を約束する商品あっても、条件として11%の金利で借りたお金でないと投資出来ないと言われたら誰も投資しません。
しかし、住宅ローンを1.5%で借りて、1%以下の金利で長期運用をしている人を多くみます。

この場合、まず住宅ローンを返済した方が合理的です。
もしくは住宅ローンよりも高い金利の商品を契約した方が良いです。(リスクを把握する必要はあります。)

住宅ローンを一番低い金利にし、年金保険を一番金利の高い商品でそれぞれ選択するとこのような状況になってしまう場合があります。
これを部分最適と言います。
部分最適とはある狭い範囲のみで行動し最適とする事です。
住宅ローンは銀行に相談し、年金保険は保険会社に相談すると思います。
このような方法で資産運用の相談をすると部分最適に陥ってしまいます。

資産運用をする上で大切なことは全体最適で考える事です。
全体最適で考えるためにはファイナンシャルプランナーなどのプロに相談するしたり、ご自身でも資産運用の知識を身につけていく必要があります。

皆さんのご家庭では資産運用における全体最適が出来ていますか?
考えるきっかけとなりましたら幸いです。

  • この記事を書いた人
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Tomohisa Nakagawa

Global Support Indonesia代表。1975年生まれ。静岡県静岡市出身。大学卒業後、食品会社に就職し総務部配属された後、人事・保険の責任者となって生保・損保保険に携わる。34歳で起業し、翌年GLOBAL SUPPORT LIMITEDに加入。42歳の時にGLOBAL SUPPORT INDONESIAを設立。現在はインドネシアで資産運用コンサルティングを行っている。

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