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社会の一員としての資産運用と2つのポイント

資産運用というと、『お金儲け』と考える方がいらっしゃいます。
確かにそのような側面もあります。

でも、そのためか『働かざるもの、食うべからず』と資産運用を敬遠される方もいれば、『儲けるためには何をしても良い』と株や為替等の短期売買を繰り返す方もいます。
そのどちらも、社会の一員としての責務を果たしていないかもしれません。

この記事の目次

  • 1 社会の一員としての資産運用
    • 1.1 ①労働の提供
    • 1.2 ②資本の提供

社会の一員としての資産運用

現在、我々は資本主義経済の中で生活をしています。
そして、社会の一員として下記の2つが求めらています。

・労働(力、知識、知恵など)を社会に提供すること
・資本(お金)を社会に提供すること

①労働の提供

労働を提供することで、周囲の方々の役に立つ。
その周囲の方々が、更に多くの方々の役に立つことで、社会全体が発展する。
そして、自らも収益を得ることにより、『自立した人間』となる。
『働かざるもの、食うべからず』といわれる所以です。

※『働かざるもの、食うべからず』の本来の意味は『働こうとしない怠惰な人は食うべからず』であり、老齢や病気などの諸事情がある方は除いています。
労働は一人で行うよりも、複数人で協力したほうが、より多くの力を発揮することが出来ます。
そして、人々が協力する時に欠かせない要素は『お互いの信用』です。
お互いを信用できるからこそ、しっかりと協力でき、大きな成果を発揮することが出来るのです。

②資本の提供

貨幣経済の発展と共に『お金の信用』を介在した協力が主流になりました。
(例)協力の対価としての賃金
加えて、産業革命と共に大きく発展した資本主義経済では、『資本』が集まることで人々が協力しやすくなります。
例)素晴らしい機械があれば、より多くの力が発揮できます。
従って、『資本』はとても大切なものだと言えます。
そして我々は労働の対価として、たとえ僅かでも『資本』を得ることができます。
『資本をどのように社会に還元するのか?、提供するのか?』、すなわち『お金をどのように使うのか?』は、個人の自由とされています。
そのためか安易にお金を使ってしまうこともあります。
しかし資本主義経済においては、『資本』の使い方次第で、その方の人生が決まると言っても過言ではありません。
従って、しっかりと意識する必要があると感じます。

 

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Tomohisa Nakagawa

Global Support Indonesia代表。1975年生まれ。静岡県静岡市出身。大学卒業後、食品会社に就職し総務部配属された後、人事・保険の責任者となって生保・損保保険に携わる。34歳で起業し、翌年GLOBAL SUPPORT LIMITEDに加入。42歳の時にGLOBAL SUPPORT INDONESIAを設立。現在はインドネシアで資産運用コンサルティングを行っている。

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